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 ミルトス(本社東京)は2018年8月から、Webブラウザーで使えるVR(仮想現実感)システム「IQ3Connect」(米iQ3コネクト)の提供を始めた。Webブラウザーとヘッドマウントディスプレー(HMD)、コントローラーを使い、遠隔地間で3D-CADデータを立体視で見ながら打ち合わせができる。HMDなしでもブラウザーでの表示を可能にするなど、事前準備をなるべく少なくしているのが特徴だ。機械製品・部品の設計開発や組み立て指示、工場建屋内の設備の配置検討、建築物の設計検討時の空間把握などの用途に売り込む(図1~3)。

図1 自動車のアクスルに適用した例
図1 自動車のアクスルに適用した例
左右に分かれた画面をVR用ヘッドマウントディスプレーに表示させ、ユーザーに立体視で見せる。
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図2 工場設備の検討
図2 工場設備の検討
柱や壁は点群データで取り込み、CADで設計したデータとの取り合いなどを見る。
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図3 建築物の設計検討やプレゼンテーションへの利用
図3 建築物の設計検討やプレゼンテーションへの利用
公共交通機関の乗降場の設計検討に適用した例。
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 IQ3Connectはクラウドで動くシステムで、10人まで同時に同じ視点から3Dデータを見たり、大きさや距離を測ったりできる。各参加者はWebブラウザからアクセスすればよい。VR機器用API(Application Programming Interface)「WebVR」に対応したWebブラウザ(Mozilla Firefox、Google Chromeなど)を使えば、「Oculus Rift」(米オキュラス)や「HTC VIVE」(台湾HTC)などのHMDと付属のコントローラーで3Dデータを閲覧、操作できる。HMDを持たないユーザーは立体視はできないが、PCの画面に3Dデータを表示させ、セッション(打ち合わせ)に参加できる。