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 ロボット関連製品を開発・製造・販売するヴイストン(大阪市)は、国際電気通信基礎技術研究所(ATR)が開催した「ATRオープンハウス」(2018年10月25~26日)に、台車型ロボット「メガローバー Ver.2.0」を出展した。メガローバー Ver.2.0は、アルミダイキャスト製ボディ、2つの駆動輪、後部キャスター、出力40Wのモーター、制御ボード「VS-WRC021」、鉛バッテリーなどで構成される研究開発用ロボット。可搬重量は40kg、最高速度は1.4m/秒であり、専用無線コントローラー「VS-C3」を使って操縦する。

 制御ボードのVS-WRC021は、Wi-FiとBluetoothの機能を内蔵するマイクロコントローラー「ESP32-WROOM-32」を搭載し、オープンソースハードウエアの制御ボード「Arduino」との互換性を持つ。ユーザーはメガローバーの制御プログラムを、ロボット制御ソフトウエアのフレームワーク「ROS」(Robot Operating System)、またはArduinoのソフトウエア開発環境「Arduino IDE」を使って開発する。このうちROSで開発した制御プログラムはパソコンやワンボードコンピューター「Raspberry Pi」など本体外部のデバイスで稼働し、ROSのメッセージ通信機能を用いてメガローバーに指令を送る。後者のArduino IDEで開発した制御プログラムは、本体内部のVS-WRC021で稼働する。

台車型の研究開発用ロボットであるメガローバー Ver.2.0
台車型の研究開発用ロボットであるメガローバー Ver.2.0
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ROSの制御プログラムが稼働するパソコンを台上に置いて自走するメガローバー
ROSの制御プログラムが稼働するパソコンを台上に置いて自走するメガローバー