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 PCを使った定型作業を自動化するRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)のソフト部品を販売するWebサイト開設が相次いでいる。自動化プログラムであるソフトウエアロボット(ソフトロボ)の完成品や半完成品、関連するソフト部品をRPAツールのベンダーが登録。ユーザー企業は自社に合ったソフトロボを調達し、自社向けにカスタマイズして使える。

RPAツールベンダーが運営するソフトロボの販売サイトの概要
RPAツールベンダーが運営するソフトロボの販売サイトの概要
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 英Blue Prismは2018年11月13日、同社製RPAツール「Blue Prism」の利用企業に向けたサイトを開いた。10月には米UiPathも同様のサイトを開設。NTTデータや「BizRobo!」を手がけるRPAホールディングスの子会社、さらに米オートメーション・エニウェアもそれぞれ開設済みだ。

 各社が販売するのは、典型的な業務や普及しているパッケージソフトの処理を自動化する手順を組み込んだソフトロボなどだ。例えばRPAホールディングス傘下のセグメントは、会計システムの操作を自動化する20種類のソフトロボを無償公開済み。今後は人事や労務といった業務のソフトロボの提供を計画する。

ERPやOCRとの連携用部品も

 オートメーション・エニウェアは2018年3月の立ち上げ当初100種類だったソフトロボを2018年末までに500種類に増やす。全て無償だ。「欧州SAPのERP(統合基幹業務システム)の操作を効率化したいというニーズが強い」(日本法人オートメーション・エニウェア・ジャパンの秋本尚吾セールスエンジニア)こともあり、SAP関連のソフトロボを約100種類と充実させている。

 NTTデータは「売上伝票をOCR(光学的文字認識)ソフトで読み取って明細データをシステムに入力する」といった完成品のソフトロボを約50種類、メールソフトやERPパッケージと連携して操作性を高めるためのソフト部品を100種類ほど扱っている。無料のものから数十万円のものまである。