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 日本自動車研究所(JARI)は2018年11月13日、自動バレー駐車注1)のシステムを東京・台場の商業施設で公開した。自動車メーカーなどと共同開発したもので、システムの公開に合わせ、実験車両を使ったデモを見せた(図1)。

図1 デモで使用した3台の実験車両
図1 デモで使用した3台の実験車両
(出所:JARI)
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注1)運転者がクルマの鍵を係員に預けると、自分の代わりに係員がクルマの入出庫を代行してくれるサービスをバレー駐車という。高級ホテルなどで実用化されている。自動バレー駐車は、このサービスを自動化したもの。

 JARIが公開したシステムは、SAE(米自動車技術会)などが定める「レベル4」の自動運転に対応するシステムで、価格が200万~300万円の量産車を対象にしたものである。レベル4の自動運転とは、加減速や操舵をシステムが行い、運転者は操作に関与しない状態である。

 クルマの周囲を監視するセンサーのコストを抑えるために、実験車両と管制センターのシステムを連携させたのが特徴である。専用駐車場などの限られた場所において、2021年度以降の実用化をめざす(図2)。

図2 自動バレー駐車システムの概要
図2 自動バレー駐車システムの概要
(出所:JARI)
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