キーサイト・テクノロジーは、「マイクロウェーブ展 - MWE 2018」(パシフィコ横浜、11月28~30日)にブースを構え、V2Xの評価・測定系をアピールした。同社が見せたサインボードでは、V2X向け通信技術で先行したWi-Fi(無線LAN)の「IEEE 802.11p」の系は完成。続いて、移動通信を使う「C-V2X(Cellular Vehicle-to-Everything)」の系の整備に取り組み、その第1弾を、今回のブースで披露した。
IEEE 802.11pは5年以上前に標準化され、3~4年前にはそれに対応した半導体や電子部品が続々登場した(例えば、関連記事1、同2、同3)。この動きに歩調を合わせて、米Keysight Technologies/キーサイト・テクノロジーは、802.11pの評価・測定系の整備を進めてきた。同社ブースの説明員によれば、2018年6月に「E6953A DSRC Certification Operating Council Test Solution」の提供を始めたことで、802.11pに関してはコンプリートした。