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 航空宇宙分野の展示会「国際航空宇宙展2018東京」(2018年11月28~30日、東京ビッグサイト)の併設セミナー「空飛ぶクルマ・シンポジウム」で、現役医師の松本尚氏が講演し、救命救急医の立場から「空飛ぶクルマ」への期待などを語った。同氏は日本医科大学千葉北総病院救命救急センター長で、日本医科大学救急医学教授である。ドクターヘリの第一人者で、人気ドラマ「コード・ブルー」シリーズで医療監修を務めたことで知られている。

 空飛ぶクルマを開発している企業の多くが、救急救命用途への適用を考えており、その可能性を検討している。例えば、ドイツ・ボロコプター(Volocopter)は、救命救急用ヘリコプターの運用などを行っているドイツの非営利団体ADAC Luftrettungと、空飛ぶクルマによる同ヘリコプター代用に向けたフィージビリティースタディー(実行可能性調査)を2019年にも始める。こうした状況の中、ドクターヘリを活用している現役の医師が、空飛ぶクルマに対する考えを示すのは珍しい。それだけに、多くの聴講者が詰めかけた。

千葉北総病院の松本尚氏(撮影:日経 xTECH)
千葉北総病院の松本尚氏(撮影:日経 xTECH)
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