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 米オン・セミコンダクター(ON Semiconductor)が、先進安全運転支援システム(ADAS)のカメラに搭載するCMOSセンサーの分野でソニーへの反撃に出る。同社の日本法人が2018年12月5日に東京都内で開いた会見で、ON Semiconductorで車載分野担当バイスプレジデント(副社長)のロス・ジャトウ(Ross Jatou)氏が、その概要を明かした(図1)。

図1  ON Semiconductor副社長のロス・ジャトウ氏
図1  ON Semiconductor副社長のロス・ジャトウ氏
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 ON Semiconductorは、車載向けCMOSセンサーの世界最大手だ。2017年の世界市場で約65%のシェア(市場占有率)を握る。2位のソニー(ソニーセミコンダクタソリューションズ、シェアは約14%)を大きく引き離すが、最近は最先端のADAS分野でソニーが激しく追い上げている。

 その代表例が、トヨタ自動車のADAS「Toyota Safety Sense」(TSS)の単眼カメラで使うCMOSセンサーである。初代TSSはON Semiconductor製のCMOSセンサーを使っていたが、第2世代ではソニー製になった(関連記事)。夜間の歩行者を検知する性能の差などが変更の決め手になったようだ。