PR

 スマートフォン(スマホ)で在庫管理を簡単にする――。物流系ベンチャー企業のニューレボ(福岡市中央区)は、スマホのカメラ機能を使った在庫管理の仕組みを開発し、2018年11月から提供を始めた。2018年末の段階で500社弱が採用を決めている。

 サービスの名称は「ロジクラ」である(図1、2)。法人や個人で契約しているスマホに専用のアプリケーション(アプリ)を入れて、バーコードを読み取る専用端末を代替する。表計算ソフト「Excel(エクセル)」で在庫を管理するような中小企業に提供して、倉庫作業の効率を高める狙いだ。

図1 ニューレボが開発したスマホのカメラ機能を使った在庫管理の仕組み
図1 ニューレボが開発したスマホのカメラ機能を使った在庫管理の仕組み
[画像のクリックで拡大表示]
図2 サービスの名称は「ロジクラ」、2018年11月から提供を開始
図2 サービスの名称は「ロジクラ」、2018年11月から提供を開始
[画像のクリックで拡大表示]

 同仕組みの導入で、倉庫業務で必須となる棚卸しの工数を半減可能とみる。従来のようなExcelでの在庫管理では、帳票を印刷したり、数値をメモ帳に記入して倉庫に持って行ったりと手間がかかっていた。ここから、帳票と棚の商品数が合うように確認するため、数分の作業時間がムダになる。ロジクラでは、カメラで撮影したバーコードの種類や数をクラウド上に記録するため、パソコンで数値を打ち直す作業を不要にできる。

 専用アプリは、老若男女問わずに使いやすいように設計した。特に、経験が浅い作業員が簡単に操作できるようにして、倉庫業の人手不足に備える。作業員はスマホの画面上に映った写真や番号を頼りに、対象の商品を棚から取り出す。カメラ画面で商品のバーコードを撮影すると、画面上の必要数量が変化するとともに、音で作業員に作業進捗を知らせる。