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 NTTドコモは、5G(第5世代移動通信システム)向けに、直進性の高い電波を迂回させて通信エリアを拡大できる電波反射板を開発した(図1)。28GHz帯のミリ波のビームを当てて、必要な向きに反射させることが可能なことを実験で確認した(図2)。反射波のビームの広がりも変えられる。

図1 開発した反射板
図1 開発した反射板
(写真:NTTドコモ)
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図2 実験の様子
図2 実験の様子
(写真:NTTドコモ)
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 反射板には、波の振る舞いを変えられるメタマテリアル技術を適用した。波長の1/5~1/2といった寸法の周期の微細構造を設けると、本来の波とは異なる振る舞いをさせることができる。一般に、反射板に電波を照射すると、反射面の垂直線に対して、入射波と反射波が対称になる。今回、こうした物理法則とは異なる角度にも反射させるようにしている。