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 航空機の電動化に注力するフランス・エアバス(Airbus)グループ。数名乗りの小型機から100名以上を乗せる中・大型機まで、さまざまなプロジェクトを手掛けている。その中で、空飛ぶクルマの技術実証機として、研究開発に力を入れているのが電動の垂直離着陸(VTOL)機「Vahana(ヴァーハナ、ヴァハナ)」である。ヴァーハナとは、サンスクリット語でヒンズー教における神々の乗りものを指すという。

 Vahanaは、完全自律飛行や垂直離着陸を可能にする「チルト型」の翼、2次電池の電力だけで飛行する「フル電動」タイプの推進系などを技術検証するための機体である。Vahanaの研究開発は、米国シリコンバレーを中心とした研究開発組織「A3(エー・キューブ)」で進められている。2018年初頭には、実機と同サイズ(1/1サイズ)の試作初代機「Alpha One」の飛行試験に成功した。

Vahanaのイメージ(画像:エアバス)
Vahanaのイメージ(画像:エアバス)
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