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 ドイツ・ポルシェ(Porsche)の日本法人であるポルシェジャパンは2018年12月19日、中型SUV(多目的スポーツ車)「マカン(Macan)」の部分改良車を、2019年夏に日本で発売すると発表した。

 2018年10月に開催された「パリモーターショー」で初公開した車両で、2013年に初代を発売してから初めての大幅な改良となる。欧州仕様車ではオプション装備の3つの予防安全システムを標準搭載したのが特徴だ(図1)。

図1 中型SUV「マカン」の部分改良車
図1 中型SUV「マカン」の部分改良車
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 12月19日に東京都内で開催した発表会で、ポルシェジャパン社長の七五三木敏幸氏は、「欧州など他の市場に比べて、日本市場では安全装備の充実が重視される。日本の顧客の要望に応えて、予防安全システムを強化した」と述べた。

 標準搭載した予防安全システムは(1)ACC(先行車追従)、(2)死角警告、(3)サラウンドビューである。1つめのACCは、フロントグリルに装着したミリ波レーダーとフロントウインドー上部の室内側に取り付けた単眼カメラで先行車を検知し、加減速を自動で制御して車間距離を一定に保つ。

 単眼カメラには、昼間の歩行者の検知機能を備える。 同カメラで歩行者を検知し、衝突の危険があるとシステムが判断すると、制動力を高めて運転者のブレーキ操作を支援する。衝突を回避する通常の自動ブレーキとは異なる。

 2つめの死角警告は、左右のドアミラーに取り付けたカメラなどを使い、自車の斜め後方から近付いてくる車両の存在を運転者に知らせる。3つめのサラウンドビューは、フロント・リアバンパーと左右のドアミラーに取り付けたカメラを使い、車両の上方から俯瞰した映像をディスプレーに映し出し、運転者の車庫入れなどの操作を支援する。