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 STマイクロエレクトロニクスは、伊仏合弁STMicroelectronics社の車載マイコンを使った車内ネットワークのデモンストレーションを、「オートモーティブ ワールド 2019」(2019年1月16日~18日に東京ビッグサイトで開催)に構えた同社ブースで実施した。「いよいよ車内ネットワークにEthernetを採用したクルマが市場に登場する。そのサポートでSTは一歩先を行くソリューションを提供できる」(STマイクロ)。

車内ネットワークのデモンストレーションのコーナー。日経 xTECHが撮影
車内ネットワークのデモンストレーションのコーナー。日経 xTECHが撮影
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 このデモンストレーションで主役を務めたマイコンは、40nmプロセスで製造するPOWERアーキテクチャーの「SPC58ファミリー」である(関連記事1)。例えば、「SPC58 Gライン」(関連記事2)のマイコンを使った車内ネットワークのセントラル・ゲートウエー・ボードが、EthernetとCAN FD間での転送を扱っていた。

セントラルゲートウエーのボード。日経 xTECHが撮影
セントラルゲートウエーのボード。日経 xTECHが撮影
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