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 Uberのサービスは、同社の配車アプリをスマートフォンにダウンロードして利用する。利用者が行きたい場所をスマホに入力して配車を依頼すると、周辺を走るタクシーが迎えに行く仕組みだ。

 仙台市内発のタクシーが対象で、仙台市外からは配車できない。タクシーの車内にもスマホを取り付け、配車を依頼した顧客との情報共有などに使う(図3)。

図3 車内に取り付けたタブレット端末
図3 車内に取り付けたタブレット端末
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 利用者にとっては、配車が確定したタクシーの運転者や車両番号、想定料金、到着予定時間が事前に分かるため、安心して利用できる。入力済みの情報を再利用できるため、配車手続きの手間を減らせる。

 配車料金は事前に登録しておいたクレジットカードで決済できるため、現金のやり取りは発生しない。領収書は降車後に利用者の登録メールに送付されるため、紛失する心配はない。

 一方、タクシーの運転者にとっては、アプリの操作性が良いという利点がある。仙台中央タクシーの運転手の平均年齢は約60才と高い。「日常的にスマホを使わない運転者でも容易に操作できることが採用の決め手の1つになった」(同社業務部)と言う。