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 2019年2月24日、米マイクロソフト(Microsoft)が「MWC19」(2019年2月25~28日、スペイン・バルセロナ)に先駆けて新型のMR(Mixed Reality)用ヘッドマウントディスプレー(HMD)「HoloLens 2」を発表した(関連記事)。日本マイクロソフトの本社(東京・品川)では、同社の社員やMRコンテンツ開発者らが登壇して、現地の生中継をパブリックビューイングするイベントが開催された。日本時間では深夜2時を過ぎているにもかかわらず、会場には50人以上のMRコンテンツ開発者や技術者が集まった。

HoloLens 2発表時のパブリックビューイングイベントの様子
HoloLens 2発表時のパブリックビューイングイベントの様子
日本マイクロソフト本社で開催された。会場の参加者からは大きな歓声が上がった。(撮影:日経 xTECH)
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 2016年3月に開発者版が発売となった「HoloLens」は、B to B用途を中心に様々な分野で活用され始めている(関連記事「トヨタがVRでカイゼン、医療、建設、製造、海運の現場に広がるMR」)。その中で、利用者からの要望が特に多かった点は視野の狭さの改善だ。せっかく現実空間に情報を重畳表示できても、頭を頻繁に動かさなければ全体を見られなかった。次いで、本体の重さや装着感、操作UIの改善も挙げられた。今回発表されたHoloLens 2では、これらが全て改善されているとして期待が高まる。

 本体性能の多くが向上したHoloLens 2は、B to B用途で得られた課題と要望に焦点を当てて改良した製品というイメージが強い。イベントに参加したMRコンテンツ開発者は「HoloLensユーザーが必要だったものをすべて詰め込んだような製品だ」とHoloLens 2の印象を語る。