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 英Arm(アーム)は、サーバーやインフラストラクチャー向けブランド「Neoverse」のCPUコアの第1弾として2製品を発表した(ニュースリリース)。コントロールプレーン(計算/制御)向けの「Neoverse N1」とデータプレーン(データ処理)向けの「Neoverse E1」である。

「Arm TechCon 2018」で発表した「Neoverse」のロードマップ。今回発表の「Neoverse N1」は、7nmプロセス世代に向けた「Ares」という名称のプラットフォームに含まれるCPUコア。また、今回発表の「Neoverse E1」は「Helios」という名称のプラットフォームに含まれるCPUコアである。Armのスライド
「Arm TechCon 2018」で発表した「Neoverse」のロードマップ。今回発表の「Neoverse N1」は、7nmプロセス世代に向けた「Ares」という名称のプラットフォームに含まれるCPUコア。また、今回発表の「Neoverse E1」は「Helios」という名称のプラットフォームに含まれるCPUコアである。Armのスライド
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 同社は、2018年10月に米サンノゼ市で開催のプライベートイベント「Arm TechCon 2018」においてNeoverseを初めて発表した(関連記事1)。これまで同社のCPUコアのブランドは、主にスマホなどのデバイス(端末)に向けた「Cortex」だった。米IntelのMPU「Xeon」の牙城であるサーバー/インフラ向けプロセッサーへ打って出る本気度を示すかのように、Cortexではなく、新たにNeoverseというブランドを立ち上げた。

 TechCon 2018の際には、Neoverseブランドで半導体プロセス世代ごとに、CPUコアや周辺回路コアなどからなる「プラットフォーム」を提供していくことを明らかにしている。今回発表されたNeoverse N1は、7nmプロセス世代に向けた「Ares」という名称のプラットフォームに含まれるCPUコア。Neoverse E1はAresと対を成す「Helios」という名称のプラットフォームに含まれるCPUコアである。TechCon 2018では、16nmプロセス世代にも「Cosmos」と呼ぶプラットフォームが存在していたことも明らかにしている。CosmosのCPUコアはデイバス向けと同じ「Cortex-A72/A75」であり、Neoverse N1はこれらの後継という位置付け。また、Neoverse E1は「Cortex A53/A55」の後継と位置付けられる。

Neoverse N1とNeoverse E1などを組み合わせた通信インフラ向けSoCのイメージ。数百Gビット/秒のルーターなどを実現できるとする。Armのイメージ
Neoverse N1とNeoverse E1などを組み合わせた通信インフラ向けSoCのイメージ。数百Gビット/秒のルーターなどを実現できるとする。Armのイメージ
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