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 ホンダの軽自動車「N-BOX」が圧倒的な強さを見せた。日本自動車販売協会連合会(自販連)と全国軽自動車協会連合会(全軽自協)が2019年4月4日に発表した2018年度(2018年4月~2019年3月)の車名別新車販売台数によると、N-BOXは2年連続の首位となった(図1)。

図1 2018年度の販売台数で首位となった「N-BOX」
図1 2018年度の販売台数で首位となった「N-BOX」
(出所:ホンダ)
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 N-BOXの2018年度の販売台数は23万9706台。前年度に比べて7.3%増えた。2位はスズキの軽自動車「スペーシア」。前年度の9位から大きく順位を上げたが、N-BOXは8万台以上の差を付けて圧勝した。

 3位はダイハツ工業の同「タント」、4位は日産自動車の同「デイズ」、5位はダイハツの同「ムーヴ」である。5位までを軽自動車が占めた。

 2017年度はトヨタ自動車のハイブリッド車(HEV)「プリウス」が2位に入っていたが、新車効果が薄れ、2018年度は8位に順位を落とした。

 6位は日産の小型車「ノート」だった。登録車だけの順位では、プリウスに代わり首位となった。

 2018年度の新車販売上位10車種は以下の通りである(カッコ内は前年同月比の増減率、※は軽自動車)。

2018年度メーカー名車種名販売台数
1位ホンダN-BOX23万9706台(+7.3%)※
2位スズキスペーシア15万8397台(+39.3%)※
3位ダイハツタント14万2550台(+5.9%)※
4位日産デイズ14万53台(+2.6%)※
5位ダイハツムーヴ13万2320台(-9.1%)※
6位日産ノート13万1760台(+0.5%)
7位トヨタアクア12万7899台(-0.8%)
8位トヨタプリウス11万5123台(-22.8%)
9位ダイハツミラ11万1757台(+7.2%)※
10位スズキワゴンR10万2553台(-15.4%)※