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 米インテル(Intel)は、モバイル向けMPUの新製品として第9世代Coreプロセッサー6製品を発表した(ニュースリリース)。モバイル向けの第9世代Coreは今回が初めてである。

モバイル向け第9世代Coreプロセッサー Hシリーズ。HシリーズはモバイルPC向けMPUの中では、性能重視型の製品。ゲームやクリエーターが使うPCに向ける。Intelの写真
モバイル向け第9世代Coreプロセッサー Hシリーズ。HシリーズはモバイルPC向けMPUの中では、性能重視型の製品。ゲームやクリエーターが使うPCに向ける。Intelの写真
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 新製品は、Core i9、Core i7、Core i5がそれぞれ2製品からなる。いずれも製品番号にHが付いたMPUで、ゲームやコンテンツクリエイト向けのラップトップPCなどを狙う。ハイエンド製品の「Core i9-9980HK」は8コア(16スレッド)を集積する。この製品の動作周波数は定格2.4GHz。1コアをTurbo動作させたときは最大5GHzで動作可能。オーバークロックが可能である。L3キャッシュ容量は16Mバイト。

 これらの新しいモバイル向け第9世代Coreは、3年前の同グレードのMPUと比較して、30~50%性能が改善されていると同社は説明する。300シリーズのチップセットと組み合わせることで、IEEE 802.11ac(Wi-Fi 5)やIEEE 802.11ax(Wi-Fi 6)の無線LAN、Intel Optane H10 SSDなどを利用できる。

 6製品いずれも開発コード名はCoffee Lakeで、14nmプロセスで製造する。熱設計電力(TDP)は45W。パッケージは大きさが42mm×28mmの1440ボールFCBGA。希望小売価格は250米ドル(Core i5-9300H/9400H)~583米ドル(Core i9-9880HK)である。

モバイルPC向け第9世代Coreプロセッサー Hシリーズの概要。Intelのスライド
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