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 BAW/SAWフィルター(弾性波フィルター)の進歩が止まらない。スマートフォンなど向けに高まり続ける技術的要求に応える研究開発が進むとともに、バンド数が増えて1台当たりの搭載数が多くなっているからだ。

 2019年4月24~25日に東京・両国で開催された「第11回MEMS Engineer Forum 2019(MEF 2019)」に、米QorvoのSenior Director of Acoustic Devices R&DのRobert Aigner博士が登壇し、BAWフィルターの最新動向について語った(図1)。本稿の前半では、このAigner氏の基調講演を、筆者の補足とともに紹介する。なお、BAWフィルターの歴史などを解説した以前の記事を合わせて読んで頂けると、より理解が深まる。

図1 MEMS Engineer Forum 2019で講演するQorvoのRobert Aigner氏
図1 MEMS Engineer Forum 2019で講演するQorvoのRobert Aigner氏
東北大学の田中(秀)研究室が撮影。
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