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 トヨタ自動車は、2030年を想定し、クルマの製造、発電、走行、廃棄のライフサイクル全体におけるパワートレーン別の二酸化炭素(CO2)排出量を試算した。日本では、高効率エンジンをハイブリッド車(HEV)に活用することで、電気自動車(EV)のCO2排出量を下回り“エコ”な車両になると予測する。

 2019年5月16~17日にオーストリアで開催されたパワートレーンの国際会議「第40回ウィーン・モーター・シンポジウム(40th International Vienna Motor Symposium)」で、トヨタパワートレーンカンパニー電池事業領域領域長の海田啓司氏が発表した。EVに傾注する欧州自動車メーカーの幹部が集まる中、HEVの優位性を訴えた格好である。

ウィーン・モーター・シンポジウムの会場(撮影:日経 xTECH)
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ウィーン・モーター・シンポジウムの会場(撮影:日経 xTECH)

 熱効率で50%に達したガソリンエンジンを採用したハイブリッド車(HEV)を利用し、燃料の20%にカーボンニュートラルなバイオ燃料などを入れることを前提に計算した。