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 国土交通省と自動車事故対策機構(NASVA)はこのほど、夜間の歩行者を対象にした自動ブレーキ試験の最新の試験方法を公表した。2019年度から行う試験の詳細な方法を示したもので、街灯のない直線道路において行う。

 試験車両には、自動ハイビーム機能や、対向車や先行車にかかる範囲だけを自動で遮光する機能などを備える高機能ヘッドランプの搭載を認めた。今後、夜間歩行者対応の各社の自動ブレーキは、カメラなどのセンサーに高機能ヘッドランプを組み合わせた状況での性能が問われる。

 2019年度に導入された街灯がない場合の自動ブレーキ試験では、実際の事故環境を模擬した2つの試験シナリオを用いる。

 第1のシナリオは、障害物(以下、対向車)がない場合である。街灯がない直線道路を、高機能ヘッドランプを搭載する試験車両が走行し、対向車線側の斜め前方からダミー人形が5m/hの速度で横断する。試験車両の走行速度は、30~60km/hの範囲で5km/h、あるいは10km/hごとに増やす(図1)。

図1 対向車がない場合のシナリオ
図1 対向車がない場合のシナリオ
(出所:NASVA)
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 第2のシナリオは、対向車がある場合だ。第1のシナリオと同様に、高機能ヘッドランプを搭載する試験車両が走行し、対向車線に停止しているクルマ(ロービームを照射)の先からダミー人形が5m/hの速度で横断する。試験車両の走行速度は、40~50km/hの範囲で5km/h、あるいは10km/hごとに増やす(図2)。

図2 対向車がある場合のシナリオ
図2 対向車がある場合のシナリオ
(出所:NASVA)
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 これらの2つのシナリオを使って、ダミー人形との衝突を回避できるかどうかを調べる。