全716文字
PR

 米SIA(Semiconductor Industry Association)の発表によると(ニュースリリース)、2019年5月の半導体の世界売上高は330億6000万米ドル(約3兆,5930億円)であり(3カ月の移動平均、以下同)、前年同月比で14.6%減少した。前年同月比がマイナスな状況は5カ月連続である。

 今回の発表では4月の値が修正された。例えば、前回の発表(関連記事)では、世界売上高は321億8000万米ドルだったが、今回、それが324億5000万ドルに上方修正された。これに伴い4月の世界売上高の前年同月比が14.6%減から13.7%減に、0.9ポイント改善したことになる。

 今回の上方修正によって前月比も変わった。4月の世界売上高の前月比が0.4%減から0.3%増へと変化した。5月の前月比は.07%増で、2カ月とも”微増”だが、6カ月ぶりに前月比がプラスに転じて、それが2カ月間続く状況となった。冒頭に書いたように前年同月比は5カ月連続でマイナスだが、前月比がプラスに転じていることから、半導体市場は最悪期を脱しつつあると言えるだろう。

単月の半導体の世界売上高(3カ月移動平均値)と前年同月比の推移。SIAとWSTSのデータ
単月の半導体の世界売上高(3カ月移動平均値)と前年同月比の推移。SIAとWSTSのデータ
[画像のクリックで拡大表示]