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 ダイハツ工業の軽自動車「タント」の販売が好調だ。日本自動車販売協会連合会(自販連)と全国軽自動車協会連合会(全軽自協)が2019年8月6日に発表した同年7月の車名別新車販売台数によると、同車の販売台数は前年同月に比べて35.6%増加の1万4520台となり、登録車と軽自動車を合わせた総合順位で3位に入った。6年ぶりに全面改良して同年7月9日に発売した新型車が、好調な販売に寄与した(図1)。

新型「タント」
図1 3位に入った新型「タント」
(撮影:日経Automotive)
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 新型タントは、ダイハツの新たな車両開発・生産手法「DNGA(ダイハツ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)」を初めて適用した車両。プラットフォームやパワートレーンなどを全面刷新し、クルマとしての基本性能を大幅に向上させた。また、安全運転支援システム「スマートアシスト」を次世代版に進化させた。

 日産自動車の軽自動車「デイズ」も健闘し、総合順位は2カ月連続で2位だった。2019年3月に発売した全面改良車の好調な販売が続く。

 1位はホンダの軽自動車「N-BOX」で、23カ月連続で首位を守った。同車の販売台数は5月から3カ月連続で、前年同月の実績を上回った。首位を独走するN-BOXを全面改良したタントとデイズが追う構図が鮮明となり、背高ワゴンタイプの軽自動車の販売競争が激しくなってきた(図2)。