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インテル「Optane」の市場を狙う

 SCM向けとして、例えば、「3D XPoint」技術を使った米インテルの不揮発性メモリー製品「Optane」がある。フランスの調査会社であるYole Developement(Yole Développement)によれば、SCMなどで利用される、新興(新世代)の不揮発性メモリー(「Emerging NVM」)の市場は2018年で2億8000万米ドル。そのうち、Optaneが大きなシェアを持つという。Yoleの予測によれば、Emerging NVM市場は、2023年まで年率平均104%で成長し、同年に72億米ドルに達するとみている。ソニーはこの成長市場に、ReRAMで切り込む。

 OptaneがSCM市場で存在感を発揮する中で、ソニーはOptaneが利用しているクロスポイント構造の相変化メモリー(PCM)に比べて、消費電力が小さく、高密度化しやすい点を訴求するという。製品化の際は、ReRAM単体ではなく、Optaneのようにモジュール品にする考えである。

 ソニーは以前、米マイクロンと共同でReRAMを研究開発していた(関連記事)。だが、その後マイクロンは手を引き、ソニーが単独で研究開発を続けていた。

 一方マイクロンは、インテルと3D XPointを共同開発する道を選んだ。その後、両社は3D XPointを製造する合弁企業を立ち上げた。だが、2018年7月には、3D XPointメモリーの共同開発を2019年上期で終了すると発表している(関連記事)。

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