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 卒アル制作は幼稚園の先生や保育士が担当するケースと、保護者が担当するケースがある。千によると、園ごとに数人の卒アル制作チームが編成され、隔週で2時間ほど作業し半年かけて完成させるケースが多いという。新機能によってこの工数を削減し、利用者増につなげる。

写真に写った子どもが誰かを3つのステップで推定

 新機能は「顔認識の準備」「顔検出」「顔認識の実行」という3つのステップで写真の子どもが誰かを識別し、1人ひとりの登場回数をカウントする。

 まず卒アル制作担当者がはいチーズ!アルバムに子どもの写真をアップロードする。この写真が識別用のマスターになる。アップロードされた写真は自動的にAmazon Rekognitionに登録する。これがステップ1「顔認識の準備」だ。Rekognitionはマスター写真(ソースイメージ)を基に、行事などの対象写真(ターゲットイメージ)に含まれる顔との類似度を推測する「顔認識」機能を持つ。

Amazon Rekognitionで写真に写った子どもを推定する仕組み
Amazon Rekognitionで写真に写った子どもを推定する仕組み
(写真出所:PIXTA)
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 続くステップ2とステップ3は、はいチーズ!アルバムでの卒アル制作において、レイアウト画面に行事などの対象写真のドラッグ・アンド・ドロップを開始したときに連続して実行される。

 ステップ2「顔検出」として対象写真の中の顔を検出する。これにはRekognitionの顔検出機能を用いる。対象写真の中の顔を検出し位置、高さ、幅などを割り出す。

 ステップ3「顔認識の実行」では、ステップ2で検出した顔ごとにRekognitionで全てのマスター写真と照合し、類似度を推測。その数値を基に、写真に写っている子どもが誰かを判定する。対象写真に含まれる顔の数だけこの処理を繰り返す。