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 マツダは、中大型車向けプラットフォーム(PF)「ラージ」を適用する新型車の投入を1年延期する。同社が2019年11月1日に開いた中期経営計画(2019年度~24年度)の発表会見で、副社長の藤原清志氏が明かした(図1)。

藤原清志氏
図1 マツダ副社長の藤原清志氏
(撮影:日経Automotive)
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 マツダはこれまで、ラージPFを適用する新型車を2021年以降に順次投入するとしていた。これを1年延期して2022年以降に遅らせる。

 延期の理由について藤原氏は、「ラージPFを適用するプラグインハイブリッド車(PHEV)の性能を改善するため」と述べるにとどめ、詳細を明かさなかったが、同車の電気自動車(EV)走行できる距離(EV走行距離)や、エンジンとモーターを組み合わせた航続距離の延長に時間がかかっているとみられる。

 PHEVのEV走行距離や航続距離を伸ばすには、車両の床下に配置するリチウムイオン電池パックの容量を増やす必要がある。容量を増やすと電池パックの寸法が大きくなり、ラージPFを改良しなければならない。同PFの改良に時間がかかり、適用車の投入を遅らせることにしたようだ。