全1284文字
PR

 日本の生産年齢人口が漸減するなかで人手不足が深刻化し、ロボットへの期待が高まっている。IDC Japanの調べによると、産業用ロボットとサービスロボットから成る「ロボティックシステム市場」は2022年に2兆8395億円に達し、そのうち約3割をサービスロボットが占めるようになるという。新たな「パートナー」はどうしたら社会に定着するのか――。

 課題解決を目指したイベントが東京・渋谷に開業した複合施設「渋谷スクランブルスクエア」で2019年11月5日に開かれた。「ロボコレ2019」と題するロボット用衣装のファッションショーだ。

 「aibo」や「Pepper」、「RoBoHoN」、「Sota(ソータ)」といった有名どころを含めた15機種、総勢82体のロボットが登場した。パーカーやアロハシャツ、スーツ、駅員の制服など、様々な衣装を身にまとい、人に抱かれたり引率されたりしながらランウエーで拍手を浴びた。

赤色のパーカーとサンタクロースの衣装を着たコミュニケーションロボット「ATOM」(開発:講談社)
赤色のパーカーとサンタクロースの衣装を着たコミュニケーションロボット「ATOM」(開発:講談社)
[画像のクリックで拡大表示]
カバーウエアを着けたクッション型のセラピーロボット「Qoobo(クーボ)」(開発:ユカイ工学)
カバーウエアを着けたクッション型のセラピーロボット「Qoobo(クーボ)」(開発:ユカイ工学)
[画像のクリックで拡大表示]
アロハシャツを着た卓上型のコミュニケーションロボット「Sota(ソータ)」(開発:ヴイストン)
アロハシャツを着た卓上型のコミュニケーションロボット「Sota(ソータ)」(開発:ヴイストン)
[画像のクリックで拡大表示]

 ロボコレ2019を主催したのはロボット用アパレルメーカーのRocket Road(福岡市)だ。同社の泉幸典社長は「ロボットも当たり前に服を着る時代が来れば、人とロボットとの距離は縮まるはずだ」と考え、ロボットメーカー各社と提携して、可動や排熱、重量バランスといった各ロボットの特性を考慮した公式衣装を製作している。