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 欧州で自動車アセスメントを手掛けるEuroNCAPは2019年12月18日、新たに10車種の衝突試験結果を発表した。2019年は今回の発表が最終となる。試験したのは、ドイツ・フォルクスワーゲン(Volkswagen)の「Golf」と「up!」、スペイン・セアト(SEAT)の「Mii」、チェコ・シュコダ(Skoda)の「CITIGO」、米フォード(Ford Motor)の「Puma」、英MGの「HS」と「ZS EV」、日産自動車の「Juke」、ドイツ・アウディ(Audi)の「Q8」、中国・愛馳汽車(Aiways)の「U5」の10車種。

側面障壁衝突試験で後席のドアが開いた第8世代のGolf
側面障壁衝突試験で後席のドアが開いた第8世代のGolf
(写真:EuroNCAP)
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 第8世代のGolfは、優れた耐衝撃性を示し、多くの安全支援システムを標準装備していることから、五つ星と評価された。また、道路工事や事故情報を事前に受け取れるV2X(車車間・路車間)接続技術を搭載した初めてのVWモデルでもある。この安全性が売りの新型Golfの後部ドアが、側面衝突試験で開いてしまった。

 Golfは自動ドアロック機能を備えているので、実際の事故でドアが開くことはないとVWは主張しているが、一方でドアが開いた原因の調査も進めている。Euro NCAPは、「衝突時にドアが開けば乗員が外に投げ出される危険性が増す。側面衝突試験でドアが開く不具合は最近はごくまれであり、VWは全力をあげて原因を明らかにしなければならない」とした。

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