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 5G機器の量産本格化に向けて、ヤマハファインテックが高速伝送プリント基板のベアボードテスト(部品を実装する前にプリント基板そのものをチェックするテスト)に向けたプローバー装置「Micro Prober MP Series」を「ネプコンジャパン 2020」(1月15日~17日、東京ビッグサイト)に出品し(ブース番号:S6-17)、デモンストレーションを行っている。ブースの説明によれば、これまでベアボードの高周波数特性のチェックは少数を対象に人手で行うのが一般的だったが、今回の装置を使えば、高周波特性の全数チェックが量産基板に対して行えるようになる。

 「Micro Prober MP Series」のデモンストレーション。日経クロステックが撮影
「Micro Prober MP Series」のデモンストレーション。日経クロステックが撮影
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人手作業が一般的だったベアボードの高周波特性の計測(左)を、今回の装置で自動化することで全数計測を可能に(右)。ヤマハファインテックの図
人手作業が一般的だったベアボードの高周波特性の計測(左)を、今回の装置で自動化することで全数計測を可能に(右)。ヤマハファインテックの図
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 同社はこの装置を2019年11月に報道発表している(ニュースリリース)。この装置と市販のベクトル・ネットワーク・アナライザー(VNA)を組み合わせることで、ベアボードの高周波特性を安定して測ることができる。ネプコンジャパンの同社ブースの説明員によれば、この装置は顧客(プリント基板メーカー)の要望で開発が始まったという。現在、ユーザー2社が購入し、それらの研究開発部門が、今回の装置を量産試験にどのように取り入れるかを検討中とのことである。プリント基板メーカーは、量産試験ですべてのベアボードの高周波特性をチェックしていれば、それを競合との差異化ポイントとして、機器メーカーにアピールできる。

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