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284GWもの太陽光が計画中

 EIAのデータは2020年内に稼働予定となっている発電事業用太陽光だけの出力であるが、DOEの研究所であるローレンス・バークレー国立研究所(LBNL)は、2018年末時点で系統連系申請中の発電事業用太陽光の計画導入量を発表した。それは、なんと交流(AC)ベースの連系出力で284GWに達する(図2)。

図2●2018年末時点で開発中の発電事業用電源の導入容量
図2●2018年末時点で開発中の発電事業用電源の導入容量
(出所:Lawrence Berkeley National Laboratory)
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 ちなみに、EIAによる発電事業用太陽光の定義は、連系出力が「最低1MW」の発電設備としているが、LBNLの定義では、連系出力「5MW以上の地上設置型」太陽光発電設備となっている。LBNLの定義による集計では、2018年までに累積連系出力24.6GWの太陽光設備が米国で導入済みで、さらに、累積導入量の10倍以上の発電事業用太陽光が2018年末時点で計画されていることになる。

 LBNLによると、2018年末に計画中の太陽光発電は、2017年末と比べて95GWも多く、さらに、太陽光発電の計画導入容量は、風力や天然ガスなど他の電源より多くなっている。ちなみに、計画中のエネルギー貯蔵も伸びていて、2018年末では28GWとなっている。