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毎年11GWの新設市場に

 太陽光発電の単独設置と「太陽光発電+エネルギー貯蔵」を合わせてみると、中西部がシェア22%(64M W)で、南西部が19%(54GW)と、カリフォルニア州を上回る。そして、南東、テキサス州、北東部がどれも13%(約36GW)と続く。ちなみに、中西部には、ミネソタとオハイオ州が含まれる。

 「太陽光発電+エネルギー貯蔵」では、南西部が多く、27GWで、カリフォルニア 州の15GWが続く。

 カリフォルニア州および南西部外の地域への発電事業用太陽光の開発拡大は、全米で太陽光発電のコスト競争力が高まり、この市場の成熟化を示している、とLBNLは分析している(図4)。

図4●2018年末時点で開発中の発電事業用電源の地域別導入容量(青色:太陽光発電のみ、緑色:太陽光発電とエネルギー貯蔵併設)
図4●2018年末時点で開発中の発電事業用電源の地域別導入容量(青色:太陽光発電のみ、緑色:太陽光発電とエネルギー貯蔵併設)
(出所:Lawrence Berkeley National Laboratory)
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 さらに、LBNLは、284GWもの計画中の太陽光発電は、あくまでも「計画中」で、全てが建設されるとは限らない、としているが、過去のデータをもとにし、毎年約11GWの発電事業用太陽光が、最低2024年まで新規導入されると予想している。この水準は、EIAの見込んでいる2020年に稼働する予定の13GWに近いと言える。