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 「2019年の新車販売台数は、グローバルでは184万5550台で前年比1.8%増。電気自動車(EV)の『e-tron』も2万6000台販売した。日本では2万4222台で残念ながら前年比8.4%減だった」。日本初、世界では6店舗目となるアウディ正規販売店「Audi City」を東京の紀尾井町にオープンしたドイツ・アウディ(Audi)の日本法人であるアウディジャパン社長のフィリップ・ノアック氏は、メディアへの同店舗のお披露目も兼ねて2019年のビジネスの状況をこう明かした(図1)。

図1 アウディジャパン社長のフィリップ・ノアック氏
図1 アウディジャパン社長のフィリップ・ノアック氏
(撮影:日経クロステック)
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 同氏によれば、日本での販売台数減はWLTP(Worldwide harmonised Light vehicle Test Procedure)への対応でハッチバック車「A1」とSUV(多目的スポーツ車)「Q3」の在庫がなかったこと、およびセダン/ステーションワゴン「A6」の2Lエンジンのモデルの導入が遅れたことが影響した。2020年は、「商品構成の充実」「販売ネットワークの強化」「顧客中心主義」を柱に巻き返しを図るという。

 具体的には、4ドアクーペ「A7」の2Lエンジン搭載車(1月)、SUV「Q2」のディーゼルエンジン搭載車、ハッチバック車「A1」の1Lエンジン搭載車(年央)、SUV「Q3」とSUVクーペ「Q3スポーツバック」、セダン/ステーションワゴン「A4」とクーペ/4ドアクーペ「A5」とSUV「Q7」の各アップデートモデル、スポーツカー「TT RS」、SUV「RS Q3」、EV「e-tron」を日本に導入するという(図2)。

図2 アウディが2020年に日本に導入する車種
図2 アウディが2020年に日本に導入する車種
アウディジャパンのプレゼンテーション資料を日経クロステックが撮影。
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 販売ネットワークの強化としては、2020年は60億円以上を投資する。同氏によれば、2019年のディーラー(アウディジャパン販売)の売上高利益率は2.2%に達し、そうした投資が可能になっているという。