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 日産自動車は、超背高ワゴンタイプの軽自動車「ルークス」注1)を、2020年3月19日に発売する。背高ワゴンタイプの軽自動車「デイズ」と同様、日産が開発を主導し、三菱自動車が同社の水島製作所(岡山県倉敷市)で生産する(図1)。

ルークス
図1 新型「ルークス」
(出所:日産自動車)
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注1)先代車の名称は「デイズルークス」だったが、新型車はデイズとの違いを明確にするため、デイズの名称を外した。

 新型車の最大の競合車は、ホンダの「N-BOX」になる。同車は国内販売において、3年連続(2017~2019年)で首位を獲得注2)。2020年1月も、首位を維持した。日産は今回の新型車で、N-BOXの牙城に挑む。

注2)軽自動車だけの順位では、5年連続の首位である。2020年1月も首位を維持した。

 日産の先進運転支援システム(ADAS)「プロパイロット」の改良版を搭載し、予防安全性能を高めた。最大の改良点は、同システム用センサーを変更したことである。先代車は単眼カメラだけを搭載していたが、新型車はミリ波レーダーも搭載し、新たな機能を追加した(図2)。

センサーの搭載位置
図2 センサーの搭載位置
(日経Automotiveが作成)
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 具体的には、前方衝突を予想して運転者に警告する「前方衝突警報(FCW)」機能である。軽自動車として初めて実現した。

 前部グリル下部に装着したミリ波レーダーを用いて、前方を走行する2台前の車両を検知。同車が急に減速したことなどで、1台前の車両と衝突する危険があるとシステムが判断すると、警報を鳴らして運転者に注意を促す(図3)。

FCWのイメージ
図3 FCWのイメージ
(出所:日産自動車)
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