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 街灯がない環境下における夜間歩行者を対象にした自動ブレーキ試験で、ホンダの軽自動車「N-BOX」が健闘した。国土交通省と自動車事故対策機構(NASVA)が実施した「自動車アセスメント(JNCAP)」の予防安全性能の試験結果で、トヨタ自動車の「レクサス」3車種に次ぐ4位となった(図1)。

N-BOX
図1 ホンダの「N-BOX」
(出所:ホンダ)
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 JNCAPの予防安全性能試験では2019年度に、街灯なし夜間歩行者を対象にした自動ブレーキ試験が加わった。NASVAは2019年度上期(2019年4~9月)の試験として既に、レクサスブランドの3車種注1)とSUBARU(スバル)の中型SUV(多目的スポーツ車)「フォレスター」の結果を公表している。

注1)小型SUV「UX」とクロスオーバーSUV「NX」、中型セダン「ES」の3車種を対象にした。

 このうち、レクサス3車種はいずれも最高点(満点)を獲得した。2019年度下期(2019年10月~2020年3月)の試験対象となったN-BOXは、レクサス3車種には及ばなかったが、フォレスターを上回った。

 N-BOXは、先進運転支援システム(ADAS)「Honda SENSING」を搭載する。単眼カメラで主に歩行者を検知し、77GHz帯のミリ波レーダーも使う。単眼カメラとミリ波レーダーはドイツ・ボッシュ(Bosch)製である。

 同車は以前から自動ブレーキ用センサーとして、ボッシュ製の単眼カメラとミリ波レーダーを搭載していた。ただ、歩行者を対象にした自動ブレーキが対応するのは昼間だけで、夜間には対応していなかった。

 2019年10月の部分改良で、センサーをボッシュ製の最新型に変更した注2)。この最新型センサーに自動ハイビーム機能を備えるヘッドランプを連携させて、自動ブレーキを街灯なし夜間の歩行者に対応させた(図2)。

注2)ボッシュ製の最新型センサーは、ホンダの軽自動車「N-WGN」と中型セダン「アコード」にも搭載されており、いずれも街灯なしの夜間歩行者に対応しているという。

街灯なし試験の結果
図2 街灯なし試験の結果(2020年2月時点)
NASVAの公表データを基に日経Automotiveが作成。
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