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 政府は2020年2月27日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、全国の小中学校・高校、特別支援学校に対して翌週から春休みまでの一斉休校を要請した。ほとんどの学校が要請を受けて、3月2日からの休校を決めた。

 ただ突然決まった休校のため、教科書を最後まで学習できなかったのに、学校から十分な自宅学習用の教材を用意されなかった生徒や学生が多かっただろう。そうした生徒や学生に向けて、ITを活用した教育コンテンツを提供するEdTechサービス事業者がサービスを無償提供して、支援する動きが活発になっている。

 こうした動きに対して、SNSなどのネット上では称賛する声が多い。筆者が2020年3月3日までに提供開始を確認できた10個のサービスをまとめた。

無償で提供される自宅学習向けの主なサービス
教材名 概要 運営企業 会員登録は必要か 無償提供期間
アオイゼミ 中高生向けのオンライン学習塾「アオイゼミ」の授業動画を公開 必要 2月28日~3月31日
アポロン 休校になった生徒・学生に対してオンラインプログラミング学習ツールを提供 あんず堂 要登録 3月31日まで
小学生のための学びサポート教材 小学1年生~2年生の自習用ドリル(国語・算数)と、小学3年生~6年生の算数と理科の教科書を理解するための教材を提供。中学生や高校生、大学受験生に向けた教材も公開予定 Z会 不要 3月2日から順次
Studycat 3~8歳向けの言語学習向けアプリを提供。英語やスペイン語、中国語、フランス語、ドイツ語に対応する。2020年2月から中華圏で提供していたが、2月28日から提供範囲を全世界に広げた 香港Studycat 必要 1カ月間
電子図書館まなびライブラリー 進研ゼミ会員向け電子書籍・動画サービスを提供。小学1年生~高校2年生までの3学期の総復習ができるドリルの送付サービスも提供 ベネッセコーポレーション 必要 3月2日~3月23日23時
track プログラミング学習9コースを学生などに向けて提供 ギブリー 必要 3月2日~3月31日(3月8日まで申請した人のみ)
ニューコース学習システム 小学生、中学生の学習指導要領に対応したデジタル学習ドリルを提供。デジタル百科事典「ニューワイド学習百科事典」も利用可能 学研プラス 不要 3月2日~3月31日
まなびwith 小学1年生~6年生を対象とした2019年度教材の3月号(国語・算数)をPDFで公開。また3月号を除く希望した月号を印刷した教材を1人1冊まで送付するサービスも提供 小学館集英社プロダクション 不要 3月2日~3月31日
まなぶてらす 生徒や学生が勉強している映像を互いに共有することで、心細さを感じにくくするサービス「ネットで自習室」を提供 ドリームエデュケーション 必要 3月2日~3月19日(平日の午前9時~午後9時)
新型肺炎休校サポート LINEみらい財団 中学生、高校生向けに主要5科目の学習動画を提供。市進ホールディングスや学研ホールディングス、教育情報サービス、日本数学検定協会が用意したコンテンツ LINEなど 提供するLINEアカウントを友達に追加する必要がある 3月2日から新型コロナの影響が終息まで