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 エントリー開始からおよそ2年半を経て、1人乗りの電動の垂直離着陸(eVTOL)機の開発コンテスト「GoFly」が幕を閉じた。eVTOL機は、従来の航空機に比べて、自動車のように手軽に乗り降りできることから、「空飛ぶクルマ(Flying Car)」と呼ばれる。同コンテストは、eVTOL機の開発を促す目的で開催され、賞金総額は200万米ドル。米ボーイング(The Boeing Company)が主スポンサー(グランドスポンサー)を務めただけに、航空業界で注目を集めてきた。

 そんなGoFlyの最終飛行審査を兼ねたイベント「Final Fly-Off」が米国で2020年2月27~29日(現地時間)に開催された。このうち、28日と29日は、米国・マウンテンビューにある米国航空宇宙局(NASA)のエイムズ研究センター内で開催され、参加チームの機体が出展された。最終日の29日には一般の見物客が訪れるなど、イベントは盛り上がった。

GoFlyの「Final Fly-Off」会場の入り口付近の様子。2020年2月29日撮影(撮影:日経クロステック)
GoFlyの「Final Fly-Off」会場の入り口付近の様子。2020年2月29日撮影(撮影:日経クロステック)
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