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 ホンダの米国法人であるアメリカン・ホンダ・モーター(American Honda Motor)と米ゼネラル・モーターズ(GM)は2020年4月2日(米国時間)、次世代電気自動車(EV)を共同開発することで合意したと発表した。

 GMの次世代EV用プラットフォーム(PF)をベースにして、ホンダとGMがEV2車種を共同で開発する。開発した車両は、米デトロイト市郊外にあるGMのハムトラック(Hamtramck)工場注)で生産する計画で、ホンダが2024年型の自社ブランド車として北米(米国とカナダ)で販売する。発売時期は、2023年後半になる予定である(図1)。

次世代EV用プラットフォーム
図1 GMの次世代EV用プラットフォーム
(出所:GM)
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注)GMのハムトラック工場はこれまでセダン系車種を生産していたが、2021年秋からEV専用工場に生まれ変わる予定である。

 今回の合意によって、GMはホンダに対してEV2車種をOEM(相手先ブランドによる生産)供給する。ホンダはGMからEVをOEM調達することで、開発・生産コストを抑えられる。GMにとってもホンダにOEM供給することで、EV専用となるハムトラック工場の生産効率を高められる利点がある。

 ホンダとGMはこれまで、燃料電池車(FCV)のFCスタックやEV用電池モジュール、モビリティーサービス向け自動運転車「クルーズ・オリジン(Cruise Origin)」の開発など、CASE分野の研究開発で提携を進めてきた。今回の合意では、これまでの提携関係をより深め、北米向けの次世代EVの製造で協力することになった。