全1043文字
PR

 トヨタ自動車は2020年4月13日、全面改良した中型SUV(多目的スポーツ車)「ハリアー」を同年6月ごろに日本で発売すると発表した。

 4代目となる新型車は、同社の車両開発手法「TNGA(トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)」を適用し、クルマとしての基本性能を高めた。車両寸法がひと回り小さい中型SUV「RAV4」注)とタッグを組んで、日本市場を攻める(図1、2)。

注)本格的なSUVを志向するRAV4はオフロードでの走破性を重視、クロスオーバーSUVのハリアーは上級感を重視し、両車の違いを明確にしている。

ハリアー
図1 新型「ハリアー」のプロトタイプ車
(出所:トヨタ自動車)
[画像のクリックで拡大表示]

新型車の室内
図2 新型車の室内
(出所:トヨタ自動車)
[画像のクリックで拡大表示]

 新型車はRAV4と同様、TNGAに基づいて開発した中型車向けプラットフォーム「GA-K」を適用した。同プラットフォームを適用することで、ボディーの高剛性化と低重心化を図り、操縦安定性を高めた。

 予防安全性能では、トヨタの先進運転支援システム(ADAS)「Toyota Safety Sense(第2世代):TSS2」を搭載した。同社の上級ミニバン「アルファード/ヴェルファイア」から搭載が始まったシステムで、RAV4も同じシステムを使う。

 TSS2は、単眼カメラとミリ波レーダーをセンサーに使う。主要機能である自動ブレーキは昼間の車両や歩行者に加えて、夜間歩行者にも対応する。また、走行中の前後方の映像を録画できる「デジタルインナーミラー」を、トヨタ車として初めて採用した(図3)。

デジタルミラー
図3 前後方の映像を記録できるデジタルミラー
(出所:トヨタ自動車)
[画像のクリックで拡大表示]