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 NTTドコモが2019年6月に提供開始した新料金プランの初年度加入目標が未達に終わったことがわかった。ドコモは20年3月末までに1700万契約を獲得する目標を掲げていたが、目標に50万契約ほど届かなかったもようだ。最大の商戦期である3月に新型コロナウイルスの感染が広がり、客足が鈍った点も響いたとみられる。

ドコモは19年6月、最大4割値下げをうたった新料金プランの提供を始めた
ドコモは19年6月、最大4割値下げをうたった新料金プランの提供を始めた
(撮影:日経クロステック)

 ドコモは19年6月、最大4割の通信料金引き下げをうたった新料金プラン「ギガホ」「ギガライト」の提供を開始した。開始当初こそ加入ペースは鈍かったが、20年1月中旬時点で申込件数が1200万契約を突破。目標としていた1700万契約に近づいていたところだった。

 新料金プランへの加入ペースが緩やかだったことから20年3月期年間で2000億円規模を予定していた顧客還元が抑えられ、当初計画の減益幅を縮小できたもようだ。ドコモは値下げの影響で20年3月期の営業利益を当初、前年比18%減の8300億円と見込んでいた。