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 政府による緊急事態宣言の発令後、初めての大型連休となった2020年のゴールデンウイーク(GW)はどのような人出だったのか。帰省や行楽は果たして減ったのか――。

ゴールデンウイーク中の都内は閑散としていた
ゴールデンウイーク中の都内は閑散としていた
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移動の要所の人出は9割減

 リアル行動データプラットフォーム「Beacon Bank」を運営し、人流データを持つunerryの協力を得て、人の動きに関するビッグデータを解析した。その結果、東京駅は87.9%減、羽田空港は90.7%減、成田空港は95.5%減と、移動の要所では人出が大幅に減っていた。

 減少は今回のGW(2020年04月29日~5月6日)と直近の年末年始(2019年12月28日~2020年1月5日)を比較した結果だ。テレビでは連日閑散とする新幹線の駅や空港の様子を放映していた。新幹線や飛行機を使った移動が減った事実が数字で裏付けられた格好だ。

 移動手段は新幹線、飛行機以外もあるため、東京都内からGW中に都外に移動した人全体を「帰省・行楽客」と捉えて、その動向も調べた。直近の年末年始は人流データのうち34.2%の人が都外に移動していたが、GWは18.1%だった。半減したとも言えるが、東京駅や羽田空港の激減ぶりからするとやや多い印象を受ける。そこで、どこに移動しているのかを調べた。