「新型コロナウイルス感染症の流行後、フィットネスを取り巻く環境は大きく変化するだろう」――。新型コロナの影響でフィットネスクラブなどの休業が相次いだなか、ピノスけいはんな(京都府)の店長を務める健康運動指導士の喜多一也氏は、フィットネスクラブの今後の在り方の変化を注視する。
アフターコロナでは、「3密」を避けながら運動できる環境を整える必要がある。そこで目をつけたのが、アシストスーツを用いた「リモートフィットネス」だ。
ピノスけいはんなとパナソニック子会社のATOUNは、ATOUNのアシストスーツ「HIMICO」を使用した遠隔でのグループトレーニングシステムを開発。同施設の営業再開後に順次導入を進める。デモンストレーションとして、約5km離れたATOUNのオフィスとピノスけいはんなのスタジオをつないだリモートフィットネスを実演した。