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 日本国内でステーブルコインが相次ぎ登場している。2020年6月中旬に、会津大学の食堂・売店を運営するスチューデント・ライフ・サポートがステーブルコイン「Byacco/白虎」を会津大学内で正式運用を開始する。GMOインターネットも同月、グループ会社Z.comを通じてステーブルコイン「GYEN」を海外で提供開始する計画だ。

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 外貨両替所を経営するエクスチェンジャーズのグループ会社であるエクスコインは2020年5月15日、ステーブルコイン「xcoin」の発行を開始した。エクスチェンジャーズは同時にxcoinを利用できるウォレットの提供を始めた。

 ステーブルコインはブロックチェーンを用いた暗号資産(仮想通貨)の一種で、法定通貨とのペッグ(連動)などにより、価値変動を抑えるものだ。決済や資産の保全に適用しやすいとされる。

 日本発のステーブルコインは、これまでFinTech企業のLCNEMが発行する「LCNEM Cheque」だけだった。ここに来て日本でも急増しているのは、世界中でステーブルコインが登場し、その価値が高まってきたことが背景にある。デジタル通貨「Libra」の運営団体であるLibra協会は、2020年内に各国の通貨建てによるステーブルコインとしてLibraを発行する計画を公表している。