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 米IBMのクラウドサービス「IBM Cloud」で2020年6月10日早朝に発生したシステム障害で、日本IBMは原因が「誤ったルート広告」だったと同日明らかにした。米IBMはその原因を解消し、サービスは同日の午前10時39分に復旧したとしている。

障害について説明している日本IBMのブログ
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 数時間で復旧したとはいえ、障害の影響範囲は大きかった。東京だけでなく、米ワシントンDCやダラス、 ロンドン、シドニー、フランクフルトといった世界中のリージョン(サービス提供地域)で、IBM Cloud上のサービスに接続できなかったり、IBM Cloudコンソールにログインできなかったりした。

 日本でも、金融機関の繁忙日である「五十日(ごとおび)」で影響が出た。住信SBIネット銀行は一部のサービスが利用できなくなった。みずほ銀行も同日、ネットバンキング「みずほダイレクト」やスマホ決済サービス「みずほWalletアプリ」などで一部つながりにくい状況が発生しており、IBM Cloudの障害の影響を受けたとみられる。