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 レトルト食品やカップラーメンばかりを食べて栄養が偏っていないだろうか――。そんな不安を抱きつつ、カゴメの「ベジチェック」の小型端末に親指の付け根を押し当てる(図1)。すると、10秒前後でタブレット画面に「野菜摂取レベル・7.7点です(12点満点中)」という検査結果が出てきた(図2)。小型端末に押し付けた手は痛くもかゆくもない。点数とともに表示されたキャラクターのコメントは「十分野菜を食べているようです」。新型コロナウイルス感染症(以下、新型コロナ)の自粛生活で食生活が少し乱れていたが、同サービスの「大きな問題はない」という結果に安堵した。

図1 カゴメの「ベジチェック」
図1 カゴメの「ベジチェック」
手に持っているのが小型端末、奥がタブレット端末。
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図2 測定結果の画面
図2 測定結果の画面
12点中7.7点で、野菜不足ではなかった。
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 前述の内容は、2020年5月に筆者が利用したカゴメのサービス機器「ベジチェック」の体験談だ。同機器で手のひらをセンシングすれば、簡単に野菜の摂取量を推測できる。筆者は新型コロナの影響によって自粛生活を送っていたため、機材一式を自宅まで送付してもらった(図3)。

図3 梱包されたベジチェック
図3 梱包されたベジチェック
自粛期間中のため、機器を送付してもらった。
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 通常、カゴメはベジチェックを企業や薬局などにリースしている。例えば、薬局などで顧客に食生活の改善をアドバイスする際に利用されているという。採血しなくても野菜不足か否かを可視化できる。カゴメは2019年7月からリースを始め、2020年6月時点でリース件数は約190件に達した。リース料金の参考価格は3年契約で月額約2万8000円である。