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 「ディーゼルエンジン車の日本導入はあるのでしょうか」――。動画投稿サイトのYouTubeを使ったライブ配信のコメント欄に寄せられた質問に、英Jaguar Land Rover(ジャガー・ランドローバー、以下JLR)の日本法人でマーケティング・広報部ディレクターを務める若林敬一氏が反応した。

 画面越しに、「我々も今、本国(英国)の本社としっかり交渉しているので、順次入ってくる予定です。期待していてください」と答えた。

 これは、JLRジャパンが2020年6月17日に実施した、同社にとって初となる新車のオンライン発表会の一コマである。同社は新型SUV(多目的スポーツ車)「ランドローバー・ディフェンダー」の5ドア仕様車を日本初披露した(図1)。

図1 JLRジャパンが新型「ディフェンダー」の5仕様車を初披露
図1 JLRジャパンが新型「ディフェンダー」の5仕様車を初披露
オンラインで発表会を実施した。左から、ラグビー選手の稲垣啓太氏、JLRジャパン社長のMagnus Hansson氏、プロゴルファーの原英莉花氏、ラグビー選手の田村優氏。(出所:JLRジャパン)
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 今回のオンライン発表会は、同社が20年6月に15日に発表した新しい活動方針「Jaguar Land Rover Japan New Normal」の一環。新型コロナウイルスの感染拡大を機に起こった生活様式の変化に合わせて、オンラインでの取り組みを強化していく。オンライン会議ツール「Zoom」を使った商談や、試乗のオンライン予約なども始めた。

 オンラインでの発表会を実施した新型ディフェンダーは、JLRが19年9月にドイツの「フランクフルトモーターショー2019」で世界初披露した車両である。日本では3ドア仕様の「ディフェンダー90」の実車の外観を公開済みだったが、5ドア仕様の「ディフェンダー110」を披露するのは今回が初めて(図2~6)。

図2 日本初披露した5ドア仕様の新型「ディフェンダー110」
図2 日本初披露した5ドア仕様の新型「ディフェンダー110」
(出所:JLRジャパン)
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図3 新型ディフェンダーの内装
図3 新型ディフェンダーの内装
(出所:JLRジャパン)
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図4 新型ディフェンダーのシート
図4 新型ディフェンダーのシート
(出所:JLRジャパン)
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図5 新型ディフェンダーのエンジンルーム
図5 新型ディフェンダーのエンジンルーム
(出所:JLRジャパン)
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図6 新型ディフェンダーのフロントフード
図6 新型ディフェンダーのフロントフード
(出所:JLRジャパン)
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 高い悪路走破性という特徴を守りつつ、外観デザインから内部構造まで大胆に刷新した新型ディフェンダー。多くの変更を施しているが、最大の特徴はアルミニウム(Al)合金製のモノコックボディーを採用したことだ(図7)。

図7 新型ディフェンダーのボディー
図7 新型ディフェンダーのボディー
Al合金製モノコックボディーで、剛性を高めるためにフロントとリアのサイドメンバーに鋼板を採用した。(出所:JLRジャパン)
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