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最大は「太陽光120MW+蓄電池480MWh」

 ハワイ州ではすでにいくつかの「メガソーラー+蓄電池」が稼働していて、昨年1月にカウアイ島で、世界最大規模の「メガソーラー+蓄電池」である「ラワイ・プロジェクト」が稼働した。連系出力20MWのメガソーラーに、容量100MWhの蓄電池が併設されている。

 今回落札されたプロジェクトは、さらに規模が大きくなっている(図3)。

図3●ハワイ電力工業・再エネプロジェクトの落札結果(2020年5月)
図3●ハワイ電力工業・再エネプロジェクトの落札結果(2020年5月)
(出所:Hawaiian Electric Company, Inc.)
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 落札された「ソーラー+蓄電池プロジェクト」の中で最大規模の案件は、「マヒ・ソーラー」で、連系出力120MWのメガソーラーに容量480MWhの蓄電池が併設される。発電量は、オアフ島の年間電力需要の4%を賄い、それは同島の一般家庭3万7000世帯分の年間電力消費量に相当する。プロジェクトを開発するのは、米ボストン州マサチューセッツに本社を構えるロングボード・エネルギー(Longroad)社で、発電開始は2023年12月を計画している。

 同社は、プロジェクトをもう一つの落札している。 マウイ島に開発予定の「プレフ・ソーラー」だ。連系出力40MWのメガソーラーに容量160MWhの蓄電池が併設される。発電量は、マウイ島の年間電力需要の9%を賄い、それは同島の一般家庭1万5000世帯分の年間電力消費量に相当する。