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 ダイキン工業が、2020年度(2021年3月期)の通期計画を上方修正した。2020年8月4日に同年度第1四半期(4~6月)の決算を発表し、年間の売上高を2兆3500億円、同じく年間の営業利益を1700億円と、共に当初計画から200億円上乗せした。新型コロナ禍にありながら、営業利益率は7.2%と当初計画の6.4%から0.8ポイント高める考えだ。

 第1四半期の売上高は5817億円で営業利益は545億円と、それぞれ前年同期比85%と61%だが、当初計画は上回った。オンラインツールを活用した営業活動の強化や、生産の早期回復による製品供給の確保、固定費削減の徹底などの施策が功を奏した。結果、世界の全地域および全事業で当初計画を上回った。

2020年度業績の通期の見通しを上方修正した
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2020年度業績の通期の見通しを上方修正した
(作成:日経クロステック)

 同社代表取締役社長兼最高経営責任者(CEO)の十河政則氏は、新型コロナ問題の収束後に「ライバルに先んじて『V』字形回復を狙う」と2020年5月に宣言しており、現在までのところ、その狙い通りに進んでいるようだ。