全1525文字
PR

 韓国Samsung Electronics(サムスン電子)は2020年8月5日、新しいスマートフォン「Galaxy Note20 Ultra」を発表した。ペン入力時の遅延時間を従来比で短くするなどペン入力機能を強化したほか、「UWB(超広帯域無線)」を採用した。UWBは、米Apple(アップル)が2019年9月に発売した「iPhone 11」シリーズに搭載している。Android端末の大手企業であるサムスン電子が採用したことで、UWBのエコシステム拡大に拍車がかかりそうだ。

「Galaxy Note20」シリーズ。左が「Galaxy Note20 Ultra」
「Galaxy Note20」シリーズ。左が「Galaxy Note20 Ultra」
(出典:サムスン電子)
[画像のクリックで拡大表示]

 UWBのウリの1つは、無線LANやBluetoothに比べて高精度な測距・測位ができることである。Galaxy Note20 Ultraの発表と共に、サムスン電子はUWBの利用例を述べた。例えば、Androidの「Nearby Share」機能に用いる。Appleの「AirDrop」機能に類似したもので、近距離にあるほかのAndroid端末と、無線通信を利用して写真や書類などのコンテンツを送受信・共有できる。AirDropではUWBを利用することで、例えば自分のiPhoneを相手のiPhoneに向けると、その人々が送信先のリストとして最初に表示されるなど、より直感的に使えるようになる。Nearby Share機能でも、UWBで同種の利用法に対応できる。