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 菅内閣で新設されたデジタル改革相に2020年9月16日付で就任した平井卓也衆院議員が、就任に先立つ9月12日、オンラインで開催された「モバイルヘルスシンポジウム2020」に登壇し「デジタル庁」構想を語った。

モバイルヘルスシンポジウム2020で講演する平井卓也衆院議員
モバイルヘルスシンポジウム2020で講演する平井卓也衆院議員
出所:ITヘルスケア学会
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 平井氏は、「デジタル庁は単に行政電子化のためではない。社会全体のデジタル変革(DX)推進の中で、国と地方自治体をスコープとし、領域別では教育と医療が重点分野になると考えている」とした。特に医療については、「医療分野のデジタル化についてデジタル庁が司令塔の役割を担う可能性が高いと思っている」(平井氏)とした。

 平井氏はデジタル庁構想について「どうなるかは今は誰も分かっていない」と前置きしたうえで、「これまでの政策の流れからおおよそ想像がつく」とした。具体的に平井氏が挙げたのが、自⺠党政務調査会デジタル社会推進特別委員会で2020年6月に取りまとめた新ICT戦略「デジタル・ニッポン2020」や、7月に閣議決定された「経済財政運営と改革の基本方針2020」(骨太方針)などだ。それぞれ、新型コロナウイルス対策を進める中で見えてきた政府のデジタル政策の課題を反映し、行政や社会のDXの必要性に言及している。