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「(2021年も)電動化攻勢を継続する」。ドイツAudi(アウディ)の日本法人であるアウディジャパンは21年1月13日、同社のプレス向けの年初会見となる「Audi New Year Press Conference 2021」をオンラインで開催し、同社社長のPhilipp Noack(フィリップ・ノアック)氏はこう語った(図1)。
同社は同日、「e-tron 50 quattro」「e-tron Sportback 55 quattro」の2種類の電気自動車(EV)の日本での発売を発表。20年9月に日本市場へ導入した「e-tron Sportback 55」に続くSUV(多目的スポーツ車)タイプのEVモデルとして拡充を加速させる。
さらに、ノアック氏によれば、同社は21年にはさらに、スポーツカータイプのEV「e-tron GT」と、小型SUVタイプのEV「Q4 e-tron」の導入を狙う(図2、3)。e-tron GTは、Audiセールス/マーケティング担当取締役のHildegard Wortmann(ヒルデガルト・ヴォートマン)氏によれば、数週間後にオンラインでの発表を予定しているEVだ。一方、Q4 e-tronについては「10カ月、もしくは18カ月以内に日本へ導入したい」(ノアック氏)としている。
この他、アウディジャパンは、「A3」「A3 Sportback」「S3」「Q5」「Q2」の21年内の日本導入を計画する(図4)。Q5、Q2の導入時期は、21年下半期となる模様だ。