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「太陽光」が主要電源に

 米国では高いキャパシティーファクターを誇る安定電源とはいえ、今後、米国の電力供給に占める原発のシェアは下がっていく見通しである。

 EIAでは、米国の電源構成における再エネの割合は、2020年の21%から2050年には42%に倍増すると予測している。風力と太陽光発電がその成長の大部分を担う見込みだ。 再エネのシェアは増加する一方、原子力および石炭火力は減少し、天然ガス火力のシェアが相対的に一定水準を維持すると予測されている。

 2030年までに、太陽光は風力を上回り、主要な再エネ電源となるだけでなく、石炭、そして原子力をも大きく上回ると予想されている(図4)。

図4●米国における電源別の発電量予測(赤色=原子力発電、茶色=石炭、オレンジ色=天然ガス、深緑色=太陽光、緑色=風力、浅緑色=大規模水力、ライム色=他の再エネ)
図4●米国における電源別の発電量予測(赤色=原子力発電、茶色=石炭、オレンジ色=天然ガス、深緑色=太陽光、緑色=風力、浅緑色=大規模水力、ライム色=他の再エネ)
(出所:U.S. Energy Information Administration)
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 ネクステラ・エナジーは、デュアンアーノルド原発跡地でのメガソーラープロジェクトの総設備投資額を7億米ドルと発表している。同社は、2021年夏に土地所有者とリースを交渉し、2022年冬に着工し、2023年末までに稼働させる予定である。